植物繊維を糸に。

楮の繊維を和紙に、そして糸に。

芭蕉の繊維を。

沖縄で習った時のことを思い出しながら、寒い季節に南を思いながら。

先日、大城あやさんを訪ね、改めて基本のちんぐ巻きを習い、ちょっとずつ気分転換に練習。扱わせていただく布をキチンと理解して縫製するために。

光沢とハリ、格別です。

昨年育てた木綿。

いつ次の工程にかかれるかまだ未定で待ちぼうけな彼ら…。焦らず、時を待つ。

それぞれの特徴を感覚で認識しながら、ゆっくり植物繊維との距離を縮めていこうと思います。

相変わらずアレコレ…な感じですが、すぐにじゃなくても、いつかひとつに繋がるイメージを持って、布にする日を心に描く。

手織の布

2019、今年は今頃になって、ようやく日々の活動を始動し始めました。今年もひとつひとつ、どうぞ気長にお付き合い下さいますようお願い致します。

私が織ったものではないのだけれど、みなさんそれぞれに想いの詰まった手織の布をカタチにしたいと、託して下さる事が、とても嬉しく、身の引き締まる思いです。大切な大切な想いを壊さないように、また新たな思い出を共に作っていけるよう、力になれたらと思い、製作させていただきます。

pattani crossover

今回、Pattani へは Tawan Wattuya, Daniel Lopez の展示会 Pattani crossover のサポートで訪れた。

Tawanの沖縄、久米島で行われた保養キャンプの子どもたちのポートレート、沖縄で出会った人々、Pattaniの人々と、この周辺で起こったテロにより親を亡くした子どもたちが暮らす施設で描いた子どもたちのポートレートと、Danielの沖縄で見つけたパレイドリアの壁の写真、Pattaniで滞在中の緊迫感の中で撮影したパレイドリアの壁の写真が交差する。

どちらの地域もそこに住む人々の想いとは裏腹に構築されている抑圧と暴力的社会。そしてその被害を直接被っているのはそこに住む彼ら。でも私たちは他人事ではない。私たちの無関心でいる姿勢はその社会に拍車をかけていること考えなければいけないと思う。だからと言って何が出来るのか、分からないけれど、考える事をやめずに話を聞き、話をしていきたい。

会場となったパタニ・アートスペースは、画家でもあるJehabdulloh Jehsorhohを中心に、美術大学の学生、芸術家の人が集まり、アトリエを借りながら制作したり、カフェなどの運営をサポートして若者や子どもたちの美術教育にも務めている。

このアートスペースの背後には田んぼが広がる。様々な鳥の鳴き声とともに、この長閑な風景、特に夕焼けとモスクのスピーカーから流れてくるコーランの音の中にいる感覚はなぜかなんとも言えない穏やかな気分になる。

ここにアトリエを借り、建築的視点から絵を描く美大生。

下は、大学を目指す学生のデッサンの練習風景。

素晴らしい出会いの数々。

この旅で出会ったみなさん、受け入れてくれてどうもありがとう。

University in Pattani

大学のギャラリーへ連れて行ってもらった。一階の企画展ではタイの仏教絵画的な作品を描いている人の展示会がやっていた。鷲や、象、太陽の様なモチーフやお釈迦様などが、描かれていた。以前の王様もその中に。タイを感じる。だいたいタイの大学では王様の絵を描くことを勧めるらしい。

二階はコレクション展のような感じだろうか。

上記の絵画はAnchana Nangkalaによるもの。 この大学の教師であり、今回大学を案内してくれた彼女。

これもそう。色使いが彼女の人柄の印象に近く、とても優しく、明るい。

大学はとにかく広い敷地。川が流れていたり、様々な施設が緑の中に建ち、小さな町のよう。

様々な科があり、その一つにゴミからサンダルを作っているところを案内してもらった。

海辺でゴミ拾いを実施し、集めたプラスチックゴミ

それを粉砕して、ゴムと混ぜてプレスしたりと工程を経て

サンダルに生まれ変わる。

日本も大量にプラスチックを使うがタイもかなりの量のプラスチックを使う国。

出してしまったゴミについてもそうだが、まずは使わない意思を持って環境問題への意識を強く持たなくては。

米糊

餅米を使い、弱火で焦げないように炊いていきます。

だんだんトロトロしてきて、炊けてきたらご飯粒を潰しながら糊の状態に近づける。

いろんな道具は無いので、これで完成。すごい粘りがあってしっかりくっ付く。

作品の後ろに作品保護のために和紙を貼る。この和紙の上に直接テープを貼って壁に貼る。

額に入れず、シンプル。

Tawan Wattuya、 Daniel Lopéz による

「Pattani Crossover」展 に向けて。

タイコーヒーとロティ

陽気なお店の人

タイの飲み物はだいたい甘い。そしてこのタイコーヒーと呼ばれる飲み物は大量のコンデンスミルク! と、パフォーマンス。笑

逆に砂糖が入っていない日本で言うブラックコーヒーを注文したら、え!何にもいらないの?!と驚かれた上に、インスタントコーヒーを出してくれた…。

所変われば品変わる。

ロティとは、ヒンディー語や、マレー語でパンを意味する。クレープの様に薄く伸ばして焼いて食べる。ごはんとしても、おやつとしても食べるらしい。

謎の溶けない黄色いバター。

Pattani Thailand

ただ今、仏教徒が多いタイで唯一イスラム教徒ムスリムが多く住んでいるタイの南部地域に滞在している。ここにはマレー人が多く住んでいる。今はタイの一部だけれど、以前はパタニ王国として独立していた歴史もある。さらに遡ると、ヒンドゥー教を国教とする国が栄えていたらしい。

マーケットでセカンドハンドで布や服が売っているというので向かうと、そこには日本やファストファッションが横行する国から届く大量の服が山積みに置かれていた。20バーツから40バーツ(60円から120円ぐらい?)で売られている服はまだまだ使える服もあれば、そうでないのもあるが、到底全てが誰かの手元に届くはずもなく、この後この服たちはどこへ行くのだろう。大量のゴミとなってこの国が処理するのだろうか。誰かが次に着るだろう、はたまた支援のつもりで送った服の行く末はこれで良いのだろうか。作るもの、使うものにもっと責任を持たなければいけないと痛感する。

若者が廃屋をそのまま利用して始めたカフェ。隣の空きスペースはアートスペースのようになっていた。ごく一部の動きだけれど、言葉も文化も環境も違うが、同じ様にアートを通じて社会と向き合う人たちに出会うことが出来たことは、希望の持てる瞬間だった。

信号機は機能しているのかよく分からなかったが、バイクも車も歩行者も犬も大量に行き交うが、交通ルールが非常にゆるい。道の至る所で軍隊の人が検問しているけど、ヘルメットをかぶってなくても、バイクに何人ひとが乗っていようとも関係なく、彼らが気にしているのはテロリスト。それだけ頻繁にあるということ。スーパーの入り口、ホテルの入り口、ひとが行き交うところには空港の手荷物検査の様な機会が置いてある。主にテロは、タイからの独立をしようとする動きからだと聞いた。(でも中にはテロに見せかけた個人的犯罪などの可能性もあるらしいが…。)

確かにここは、タイ、と一言で言い切れない独特の雰囲気がある。例えで言うなら、沖縄みたいな…歴史も文化も人々も複雑に交錯する。

タイ全体で、この年末年始の約1週間に交通事故で死亡した人の数が約500人…

2018年のR/LOOMを纏める

日本語とデンマーク語

新たなチャレンジ、

カタログの中からヨナの詩を朗読、録音。

アンドレアスの車という、シチュエーションですが…、静かな場所まで車を走らせ、今回の制作はほぼ終了。信頼の置けるカメラマンのアンドレアス、また一緒に仕事が出来て光栄です。仕上がりが楽しみです。

今回の制作において、たくさんの方々にお世話になりました。また新しい出逢いにも、心より感謝申し上げます。また一緒に仕事が出来ることを願って…。

Thanks for

A.Petersen https://apetersen.dk/en/

Kari Svarre, Kazuha Tsutsui, Andreas Omvik, Efva Lilja, Hanne Hvattum,Jun Kataoka, Shunsuke Hirose, Chiho Kondo, Jonas Steno Olsen, Thomas Døcker Petersen, Statens Kunstfond, Dreyers Fond, Scandinavia-Japan Sasakawa Foundation, Statens Værksteder for Kunst, vARTe Kunsthal, Cecilia Westerberg, Yvonne Hansen, Sophie Brauer, Lasse Bruun Eriksen, Josephine Vejrich Watanabe, Anne Björn, Mette Sanggaard, Lisa Spaak, Karin Carlander, Yui Fujiyasu, Takehito Nakajima, Kaori Juzu, Lulu kleist, Masaki Yoda, Izumi Sakamoto, Silje Toldam Rosengren, Katrine Gram Sloth, Stine Linnemann, Johanne Sorgenfri Ottosen, Ida Kat Balslev, Anne Hollænder, Ragnhild Hagström, Signe Fink, Emil, Lise Thagaard Nørager, Optimisten Snedkeri, Choken Wauke, Hironobu Suzuki, Momoko Tanabe, Marii Fujimoto, Fumiko Kamewari, Keiko Kuboki, Yokota family, Mathieu paillard,

and more!

そして、

最大の感謝をJohna Hansenへ。