バタフライピー

タイでよく道端に咲いていた青い花の植物。バタフライピー。

花びらでお絵描きして、時間が経っても色が変わらない。

タイではご飯と炊いたり、サラダで食べたり、身近な植物。漢方薬局、スーパー、あちこちで商品を見つけられる。

あまりにも綺麗な青が出るので、糸も試しに染めてみたら、

少し灰がかった浅めの青に染まった。

剪定した桜の枝を戴いたので染色を。

山梨県身延町にある木工職人のkinariさんより頂きました。 いつもありがとうございます。

そして、

先日、長野県伊那市にある、赤石商店という名前の宿にて、いろいろなタイミンが重なり、友人たちとお宿の暖簾を染めてきました。

1番煎じ、2番煎じ、3番煎じ…

いろんな人がいろんな染色方法をして様々な色を出す、この植物染料のおもしろさ。季節によっても、植物のどの部分を使うか、どんな媒染をするか、しないか…、無限の世界。

ある人の方法では、30日から40日煮るとか…、 冬の薪を使う時だけ出来る季節を感じる素敵な染色だなぁ、と思ったり。

そして、

実際私たちは、宿は薪ストーブがあるとの事だったので、薪ストーブの上で暖を取りつつ、ついでに煮出すイメージでしたが、煮出す為にストーブ使って、結局最終的にはキッチンコンロを使う始末。 現代生活とエネルギーについて、もっと見直していく事がいろいろあるなぁ、と悶々。

…としながらも、桜から煮出した液に漬けた布は少しずつ少しずつ、染まって、オレンジベージュ? ピンクベージュ? なんとも言えない春を思わせるあたたかな色に。

煮出す時の桜から香る匂いは桜餅の匂いみたいな、お腹が空いてくる美味しい香り。

二番煎じと3番煎じを混ぜた液でグツグツ煮た布は、光の下で見ると黄色味がよく見えて、光を透かすと赤味が増して見える色に。

光と色の不思議。

植物繊維を糸に。

楮の繊維を和紙に、そして糸に。

芭蕉の繊維を。

沖縄で習った時のことを思い出しながら、寒い季節に南を思いながら。

先日、大城あやさんを訪ね、改めて基本のちんぐ巻きを習い、ちょっとずつ気分転換に練習。扱わせていただく布をキチンと理解して縫製するために。

光沢とハリ、格別です。

昨年育てた木綿。

いつ次の工程にかかれるかまだ未定で待ちぼうけな彼ら…。焦らず、時を待つ。

それぞれの特徴を感覚で認識しながら、ゆっくり植物繊維との距離を縮めていこうと思います。

相変わらずアレコレ…な感じですが、すぐにじゃなくても、いつかひとつに繋がるイメージを持って、布にする日を心に描く。

手織の布

2019、今年は今頃になって、ようやく日々の活動を始動し始めました。今年もひとつひとつ、どうぞ気長にお付き合い下さいますようお願い致します。

私が織ったものではないのだけれど、みなさんそれぞれに想いの詰まった手織の布をカタチにしたいと、託して下さる事が、とても嬉しく、身の引き締まる思いです。大切な大切な想いを壊さないように、また新たな思い出を共に作っていけるよう、力になれたらと思い、製作させていただきます。