日々移ろいゆく景色。
すっかり眠りから覚めたようで、いつもの景色が刻々と変化していく。生きようとするエネルギーは凄まじい。
透き通る淡い緑がむくむく起き出したと思ったら、あっという間にぐんぐん力強く空を仰いで、すかーんと見えていた空があっという間に木々の下からではちりぢりに見えるばかりに。
景色を日々さらに深く深く緑に覆っていく…
想像してまたなんだかまたワクワクしてくる。頭の中ではもう蝉が鳴き出しそう。(先走り過ぎ?笑)
ふと、緑の名前を調べてみた。淡い緑色のなまえだけでも若草、若芽、若菜、浅緑、若竹… 。数えきれないほど名前が出てくる。それぞれが特別な色。
おおらかな気持ちでいつつも、繊細な感覚を感じられる心を忘れずに持っていたいなぁ、と思ったなんでもない日の朝の景色。
冬のキリッとした山の稜線も好きだけど、このモリモリモクモクまぁるくなっていく景色もたまらなく好き。