紙布のシャツ

手織りの紙布でシャツを、と先生から生地を託されましたが、こんなに緊張する裁断は初めて…。お弟子さんの妹尾さんの分もと、2着分。

幅40cm の反物な上に、普段無地ばかり扱っているので、縞模様も相まって、型紙の置き方を試行錯誤。ここ数日、刺激的な時間をひとり過ごしてました。

経糸に絹、緯糸に紙糸、なんとも言えないシャリ感とハリ、光沢感。 涼しげでもあり、暖かさもある一年通して楽しめそうな感触です。

猫背な先生の体型に合わせて型紙に修正を加えて…、ほぼ同じサイズの2人だけれど、それぞれの一枚を。

着心地よく出来ますように…試練は続く…。

cofucu baby

cofucu baby https://cofucu.com/

山梨県南アルプス市に本社を構える小林メリヤスさん http://kobameri.co.jp/ とお仕事させていただいています。

春夏の新素材での新製品に向けて只今絶賛制作中です。

とても気さくで柔軟な価値観と、遠い未来を見つめている社長ご夫妻が経営する小林メリヤスさんは、未来を担うこどもたちが健やかに、幸せに、という願いから環境や、栽培に関わる人々に配慮した原料づくり、染色にこだわり、製品を作られています。さらに日本のものづくりを継承していくために働く環境の配慮等様々な点に視野を広げて見ている事に、お話を伺い、お勉強させて頂く事ばかりです。

世界中の1人でも多くの人が居心地の良い環境で、安心して平和な暮らしが出来るように、今自分に出来る事からコツコツとやっていこう、と改めて頭と心がシャンとなる時間でした。

ものづくりの出来る喜びを感じながらひとつずつ顔の見えるお仕事していきたいと思います。

春はすぐそこ。

味噌作り

深夜に…

思い立ったが吉日。

材料が揃ったので味噌づくり。味噌仕込みの季節にならい、少しだけど出来る分だけ。豊かな文化と自然の恵みを頂きたいと思います。

山梨県産あけぼの大豆100g、五味醤油さんの麦麹200g、山口県油谷島産釜焚き塩50g

山梨県産あけぼの大豆200g、五味醤油さんの米麹200g、山口県油谷島産釜焚き塩50g、家にあった塩50g

去年酒粕を使った味噌レシピを教えてもらったので、こちらは酒粕を後ほど足そうかな…、だいぶ贅沢な味噌作ってみました。少量だから出来る贅沢。

夏にキュウリと生味噌で食べる日が待ち遠しい。

美味しく出来上がりますように。

山梨県甲府市にある五味醤油さんにて教えて頂いたお味噌作り、ちょっとした分量の比率のアイデアなどを教えていただき、作る楽しさひとしおです。

ガウンとコート

去年秋に参加した山梨県甲府市、竹の湯で開催したflowing out 展示会でお会いしたご縁からやりとりを重ねて、出来上がった2着。素材を選んで、色を選んで、丈の長さ、着心地…、そんなやりとりの中で何気なく話す身の上話など、その2着に込められた想いの詰まった時間がとても嬉しく思います。

小野 理恵さん

http://onorie-2012.wixsite.com/works/blog

ダイナミックさと繊細さを持ち合わせた息遣いが聞こえるような絵の印象を受けました。ブログに取り上げていただき、感謝です。ありがとうございます。

あ、袖が長い…、ので、折角お渡しできましたがまたお預かり。。 すみません。

立春は過ぎましたがまだまだ寒いが続く日々を暖かく過ごしていただけますように。

繕う

靴下のかかと、薄くなってきて、どうしたものか、と思っていたところ、友人が繕った靴下を履いていたので、なんとなくやり方を聞いたのを思い出しながら、思い立ってひとり見切り発車してやってみました。

繕うコツを要研究。

ヨレヨレ…処女作。いびつなところが愛おしい。 と、自己満足。

ま、今回のところは良しとしよう…。

道具がなくて、ほぼ手で靴下を広げながら格闘していたのですが、道具を使うとだいぶスムーズに出来ると思います。

友人のを借りて、さて片方もやってみよう。

紙布の師、桜井先生を訪ねて

先日、宮城県白石市に伝わる紙布の文化や技術を今に伝えている桜井貞子先生、その唯一のお弟子さんの妹尾直子さんを訪ねて来ました。御歳88歳、もうすぐ89歳…になるとは到底思えない情熱に満ち溢れている先生にお会いすると、いつも技術継承の危機に危惧する反面、何か肝が座ると言うか、真っ直ぐ信じた道を突き進むだけ!っと不安を吹き飛ばしてパァっと目の前が明るくなって、やる気がみなぎってくる感覚にもなります。

今回はさらに、最近出会った現在日本に滞在中のフランス出身の記者の友人に話をしたところ、興味を持ってくれ、是非取材したいとの事で、話が進み、一緒に訪ねることになりました。さらに、その彼女の友人のコロンビア出身、ドイツ出身のドキュメンタリー映画を撮影している2人も興味があるとの事で、プロの通訳者含め、総勢5人の大所帯で押しかけたにもかかわらず、先生は躊躇なく対応して下さいました。

いつも言葉足らずな私には、その彼女の物事に対する視点と話を引き出す力、本当にパワフルな3人のやりとりにひとり感動したりして、あっという間の半日…。

このインタビューはスイスのラジオ局で近々流れる予定です。日本では聴けなそうなので、データを送ってもらう予定で、またこちらで内容を追ってご紹介できたらいいな、と思っています。

1人でも多くの方と、紙布の魅力を共感出来たら嬉しいな、と思い、出来ることからコツコツとやっていきたいな、と改めて思う日でした。