知好楽

知之者、不如好之者。
好之者、不如樂之者。
学生時代に恩師からいただいた、孔子の言葉。

いろいろな解釈があるが、きっとこの様な意で手向けの言葉としてくださったのだろう。

頭で知るだけでは、経験を通して好きになることに及ばない。好きなだけでは、一心同体となって楽しむことに及ばない。

自己と対象との間には、心理的距離感というものがあり、知らない事柄(対象)に対しては、心理距離は無限に遠いものですが、知ることによってその距離は視界に入る所となる。知って好きになれば、心理距離はぐっと縮まり、至近距離迄接近する。

好きを通り越して人生の楽しみの一つとなれば、自己と対象は一体となって、心理距離はゼロとなる。人は、様々なものを見たり・聞いたり・触れたりしているうちに、ある特定の事柄(対象)に興味や関心を抱くようになりますが、興味をいだくと、もっと詳しく知りたくなる。もっと知ろうと努めているうちに、段々その事柄が好きになって来る。好きになって来るとその事柄に関わることが習慣化して来る。習慣化して来るともう好きとか嫌いとかを通り越して、対象イコール自己・自己イコール対象、つまり、自己と対象が一体となる。

これが「楽しむ」ということでしょう。「その道の達人」というのは、自己と対象が一体化して、人生そのものとなってしまった人のことを云うのでしょうね。

http://www.niigata-ogawaya.co.jp/rongo3/s-06-140.htm

と、そのまま引用させていただきました。

わたしのものづくりに、日々の暮らしに、常に響いてくる大切な言葉です。

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